「自然の中で樹木は環境に反応し、同化しながら、
長い生命を一つの場所でじっと成長する。
建築は単なる物ではない。空間を包み込み、
人の気持ちに刺激を与えながら成長する生命体だ。
根があり幹、枝、葉がある樹木は周辺の環境をつくる。
建築も一本の樹木のような生き物だ。」
建築家
中村 弘道
HIROMICHI NAKAMURA
1983年9月10日から日本経済新聞文化面の「私の履歴書」に30回に亘り、執筆された物を冊子にし、万全を期してまとめた”世界のタンゲ”の人と業績の全容を紹介した本である。
Buzipによるインタビューを受ける。
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オーム社「丹下健三とKENZO TANGE」に中村弘道のインタビュー記事を掲載。
世田谷美術館にて「失われた建築展」を開催。
開催時のごあいさつ
「建築家の熱い思いを込めて設計された建築が実現されずに、様々な条件で葬り去られ、『失われた建築』として存在します。それらは、実際には完成されませんでしたが、残像として模型に表現され残されました。」
国際交流基金主催の「現代日本建築展」に参加。
日本を代表する建築家達の作例(古民家再生や町並み保存から、丸ビル、六本木ヒルズ、汐留シオサイトまで)により、時代、ジャンルを超えた現代日本の建築シーンを俯瞰する一大建築展。
進化したヒューマンオフィス・歌舞伎町の中心地区の敷地を再開発する提案
農学部とアジア国々とのリンクの中で、研究機関、その関連会社のオフィス、野菜工場、リーゾナブルなホテルを集積した複合施設を提案した。
繁華街の真っただ中に存在することによる地域のイメージチェンジと食糧危機の問題を正面から建築の開発と絡める、現実的に自治体からも歓迎内容。
大不況下の複合商業施設・一企業の所有する日高市の敷地を再構成し、農業のワークショップフィールド、生産工場、市場、宿泊施設を敷地環境を再生産して、環境の中に融合させるコンセプト。
地域の活性化の中心に刺激を与え、先回の進化したフューマンオフィスと連携した計画とする。
実質的に最優秀賞受賞となる。
デザインアソシエーションNPO主催の「東京デザイナーズウィーク 2012」に参加。
「人がいつも主役となり、環境を美しく、快適で、身をおける幸せを感じ続ける空間」を創り出すことは、わたしの最高の幸せです。
その空間を発想力と深い経験で創造し、かかわった人、利用する人、それに触れた人、ともに楽しくなる創造こそが大切で、苦労以上の貴重なものとなります。
その空間をつくらせていただくことが使命です。
わたしの考えを実現する機会に出会えることをいつも期待しております。